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2007年10月24日 (水)

国産雑穀の行方

●セール関係のお知らせ●

ナチュラル馬油でお馴染み、日本創健の営業マン

にして馬油の達人、本村さんに24日(水)~25日(木)

に岡崎本社店。26日(金)には名古屋焼山店にて

販促して頂きます。

日頃アトピーや肌荒れにお悩みのお客様も、直接

疑問をぶつけるまたと無いチャンスです!

ボージョレーヌーボー

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店頭にてお配りしている商品情報やお知らせを

載せたヘルシーレターに注文用紙が挟んであり

ます。もちろんお電話・FAXでも承り中です。連絡

先は冒頭のヘルシーメイトHPアドレスよりどうぞ。

金額に関わらず、商品お買い上げのお客

様に粗品進呈!もちろん金額に応じて

豪華な景品も目白押し!!!是非お誘いあわせ

の上ご来店下さい。

(但し書籍・お酒・お米・ギフト・パン類・ミネラル

ウォーター類・輸入食品等一部商品は対象外)

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●国産雑穀の行方

マクロビオティックの流行、健康志向と意識の高まり。

中途半端に西洋の肉食と魚、菜食が中心の日本食が

入り混じる、独特の食文化の中で見直されつつある雑

穀の栄養や利点に詳しい方は、今では沢山いらっしゃ

るでしょう。

しかし、国内で流通している雑穀の殆どが中国やミャン

マー他といった人件費の安いアジア諸国で作られている

もので、この雑穀ブームが到来する前から信頼できる国

産の雑穀は、ごく一部の生産者さんの努力と情熱と忍耐

によって支えられていたことをご存知の方は一体幾人

いらっしゃったでしょうか。

名古屋店によく来てくださる、重度のアレルギー体質

(小麦・卵がダメ。その他こまごまとしたアレルギーを

起こす食べ物の縛りがあるそうです)を持ち、なおかつ

化学物質過敏症の傾向もあるという、非常に苦労され

ている小さなお子さんを持つお客さんに、国産で無農薬

のうるちあわはないでしょうかという、問い合わせがあり

ました。しかも、雑穀の中では比較的人気のあるもち粟

も体質的に受けつけないとあって、私も方々の問屋や

雑穀関連の資料をあたりました。その中でTAC21という、

当店が羽沢耕悦商店さんという老舗の雑穀を仕入れさせ

てもらっている雑穀の事情痛の問屋さんから聞いた話で

は、うるち粟の国産無農薬のものは取り扱いはないし、

多分他のメーカーでも無農薬という条件ででは皆無で

あろう、というお話でした。それは何故か、というと第一に

国産で雑穀を作っている生産者さんが極端に少ない事。

第二に年々生産者の高齢化に伴い、とんでもなく手間の

かかる農産物の雑穀を作れる人たちがどんどん減って

きているという事。そして第三に(ここが小売業にして購

買者でもある私自身の耳も痛い部分ですが)国産で無農

薬の雑穀を、金はいくら掛かってもいいから欲しい、と

日本の農業、雑穀を生産することの無理解な発言をする

人に、そこまで無理をして売るつもりが、生産者のほうに

は無い事です。

 

生産者の方々でお金儲けでやっているなんて人はいま

せん。採算を考えれば全くもって割に合わないからです。

戦後、急激な経済発展で上等な白米を口にするのが当

たり前になり、今まで主食として日常的に食べられていた

雑穀は貧乏臭い、作るのが大変という理由で、昨今のマ

クロビオティックの流行で注目されるようになるまでは、

日陰の存在でした。生産者の数も激減し、かろうじて強い

信念を持つ生産者や地方の食文化に根付いた特産物の

原材料用としてのみ、という形でしか作られていません。

では何故作るのか?

雑穀を作っている多くの人が、日本の食文化や雑穀の

すばらしさを伝えたい。絶やしたくないという情熱を

持っているからです。(最近は需要が増え、作る生産者

さんも増えましたが)

雑穀にはお米農家のような国を挙げての支援や保護は

ありません。膨大なてまひまを掛けて無農薬で育てて、

収穫直前に虫が大量発生したからやむを得ず農薬を使

用した、なんてことは自然を相手にしていれば少なからず

あることです。ただでさえ需要が少ない雑穀で(最近はブ

ームに乗って引き合いが増えてきましたが)全滅するくら

いなら、誰だって1回の農薬散布を選択するでしょう。

幸いなことに当店のお客様は理解して頂いていらっしゃ

る方が非常に多いので、そういった無茶を言う方は殆ど

いません。調べるきっかけとなったそのお客様も、とても

礼儀正しいですし、無理解からそういった事をおっしゃ

るわけではないので、正直に話せばわかって頂ける方だ

と思います。しかしながら、いい加減なマスコミの報道や

浅薄なグルメ記事で勘違いさせられる方も多いのが現

状です。勉強していなければ買う資格が無い、などと

いうことでは断じてなく、農作物を育てることの大変さを

少しでも想像できるようになれば、それをきっかけに何

故日本は中国産だらけなのか、国産は何故これほど高

いのか、日本の食文化はとても豊潤である一方、その

根底を支える農家さん達の苦悩や、外食産業の殆どの

食材が輸入に依存する脆弱極まりない一面を抜きには

語れないことに気づけるはずです。

金出して買ってるお客さんが偉いのは当然ですが、TAC

21の担当者さんがおっしゃったように、それに胡坐をかい

て無理解な発言をするのは正しい事とは思えません。 

 

ブームとして、栄養的な面として雑穀が見直される事自

体とても喜ばしいことです。ただ白米を食べるだけ、とい

うよりも豊富な栄養が一度に取れる優れものです。

ただ雑穀に限らず、あらゆる食べ物を口にするとき、ど

んな由来の農産物であってもその苦労をほんの少しだけ

想像し、感謝の念を持って頂ければ、生産者さんたちも

報われるのではないでしょうか。

マクロビオティックはブームをブームだけで終らせない

だけの価値があるムーヴメントです。少しでも広まり、日

本の「食」の実状と行く末を知るきっかけになることを

願ってやみません。

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